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長浜市旧虎姫地区の説明会

 「宮部環境保全会」の耕作面積は139㌶と広範に及びます。地権者には旧浅井町他の住人もいて、共同歩調をとる難しさを経験しています。大きな行事は他地区の人にも参加を義務づけ、小さな作業は自分たちで済ませるようにしています。決定事項は合同で討議しているが、日頃から交流はできていません。他地域との共同管理の難しさです。
 代表の河村さんは30軒の農家と他地区の農家との調整に気配りしています。面積の広い分、草刈り、泥上げ作業の管理や遊休地の解消が大変です。そんな中、毎年の子供たちが中心なって開催する生きもの観察会は、住民との交流を図る一息つける時です。カワムツやアブラハヤ、ドジョウ、スナヤツメの生息を確認しています。
 今回の説明で、節水かんがいの適用が受けられそうです。かんがい用ポンプの維持費に百万の見積りがあって、交付金で充当できそうです。冬場の水が確保できれば、ポンプで水を揚げて、冬期湛水すると、野鳥の餌場となります。11月ごろの早めに取り組むと積雪期を避けた効果が倍増すると思われます。

 「中野農村環境保全委員会」の農地を流れる田川ともう一本の川にはコイ、フナ、ナマズが多く生息している。排水との落差は解消できるので魚道の設置も可能と判断しています。中山間地域での魚道設置が推進されているので、是非とも取り組んで下さい。
 中野地区の活動は熱心で、今回参加された代表堀井さん以下3名の中に、一人若い方がおられ、これから5年間の取り組みの熱意を感じます。グリーンベルトへの取り組みも予定しています。よろしくご検討下さい。
中野中野の役員の皆さん、熱心な取り組みが伝わってきます

 「産湯の里を守る会」(三川地区)の役員は、今まで5年活躍した代表から、分からぬままバトンタッチを受け、少々面食らっています。制度のしくみは少し時間を掛ければ、理解できるのでうろたえることはないでしょう。「高度な農地・水の保全活動」いわゆる向上活動は何度も言ってますが、皆さんが取り組んで頂いている共同活動の中の「農村環境保全活動」の内容と同じです。別の財布ができたと考えて下さい。従って、活動が共同活動の支援金でまかなえるのであれば、良いのですが、不足する場合は向上活動で申請すると別途支援金が交付されます。
 さて、引継ぎがお座なりな分、地域内との話し合いも円滑に進みません。この事業は非農家の参加が推奨されています。言わば自治会活動の農業重視版です。農家と調整しながら、皆さんが納得する合意形成に持っていって下さい。5年間の取り組みの実績がありますので、何ができるか検討して下さい。分からない場合は水土里ネット滋賀へ一報下さい。
三川物腰の柔らかい三川の役員の皆さん
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長浜旧びわ町の説明会その2

 旧びわ町の続きです。旧びわ町は琵琶湖に接し、丁野木川、田川、姉川の水量豊富な河川が農地を縫うように流れています。魚が川から農業水路に遡上して見慣れた環境であるので、総じて、魚の保護という観点では意識レベルは低いようです。

 そんな中で、琵琶湖から2㎞離れた、「香花寺農村まるごと保全組合」では、魚道に興味を持っている人がいて、堰上げ方式の堰板を製作して、設置を計画したが実施までには至らなかった。堰板の固定方法が分からなかったのです。(現在、水土里ネット滋賀に設置も含めた魚道製作マニュアルを整備しています。)今回の向上活動の説明で、取り組みの審議をしてみるとのことです。代表の脇坂さんは物腰の柔らかい人なので、うまく組織をまとめて頂けるでしょう。
香花寺香花寺の代表は柔和な方です

 琵琶湖に接する「好きです下八木保全隊」代表の八若さんは、下八木が一番の下流域であるため泥やゴミの堆積が多く、大型重機を利用して、除去に努めています。その作業量の膨大さと困難さからか、向上活動に取り組む項目が無いと言います。
 田んぼには、遡上する魚が多く、自然に目にする光景と写っています。ホタルの観察会や水生生物の調査などを子供たちと実施しています。今、魚や水生昆虫が数多くいたのかも知れません。しかし、数がいるから何も取り組み項目がないのではありません。生息する生きものにとって田は生育に適しているので、是非とも育成に取り組んで頂きたい。琵琶湖や川に生息する魚類(フナ、ドジョウ等)は数が目に見えないところで減っています。
 魚のゆりかご水田米が高く売れないと嘆く前に、価格より、農薬を抑えた、健康志向の安心な面を考えてみることです。共感する消費者は必ず現れます。そのために、滋賀県は前線に立って売り込みに一役買って出ています。世間では、有機農業を実践する生産者の米や野菜は高くてもリピート客が付いてきています。
 昔、複合汚染という本がベストセラーになりました。様々な農薬を使用した結果、作物の汚染は言わずもがな、残留農薬が問題になりました。その時の警鐘が現在の減農薬栽培になり、有機農業が見直されて、定着してきました。魚が住んでいても大丈夫な農薬や除草剤の質と量の使用で作られた米は、安心のお墨付きを得て、これが普通レベルに定着していくかも知れません。
 どうか、持続する日本農業を継続するためにも理解して下さい。
下八木英知で結集する下八木の役員

 下八木から湖とは離れた方向に接する「上八木町水と緑を守る会」の人は若い。これから、農業を支えてくれる有望な人材です。一部の人がフナの放流によるゆりかご米を栽培していますが、自然遡上のしくみにも取り組んで頂きたい。若い人たちの行動力が期待されています。
上八木若い上八木の役員

 「早崎・農地水環境守ろう会」の代表中村さんは若い人を役員に登用して、新旧の役員が統合して力を発揮している。早崎は干拓地で昔の早崎内湖に戻そうと実験を試みている地域で、僅かな面積だが湛水してビオトープ状態にして、内湖に再生できるか調査しています。毎冬にはコハクチョウが飛来し、その華麗な姿を見せています。淡水の生きもの調査には格好の場所であるため、遠方から修学旅行で水生生物の勉強にやってきます。
 代表たちは畦畔の崩落が心配なため、一筆型の魚道が取り組めるか検討します。グリーンベルトの候補地もあり、今後の展開が期待されます。
早崎若さを入れた早崎の取り組み

 「益田まるごと保全協議会」代表の植松さんは今年度から自治会長兼務の若い新任で、60戸の集落を束ねます。当然、仕事を持っているので、多忙を極めています。ホタルの観察会を実施しているが、中々魚道などの未知の世界に踏み切れないようです。申請や実績報告などの事務処理は一度理解されたら後は時間を取られませんので、向上活動の取り組み項目を検討して下さい。
益田多忙な益田の役員

 「安養寺農村まるごと保全会」代表の藤田さんは今まで、水路魚道に取り組んできて、今年度は止めました。理由は畦畔が崩落して、復旧作業が大変なためです。住民に出役を依頼するのを遠慮して、役員だけで修復してきました。耕作地は74㌶と広い面積を有しています。魚道向けに水路の改修は長寿命化で工事できるが、事業量が10a当たり4,400円×協定面積×3年分の見積額でないと、採択されません。一部の面積でできればよいのですが、制度はそうなっていません。改善できると良いのですが。
 行動的な役員の方々は「それなら、一筆型の魚道を検討しましょう」と前向きに考えています。役員は若い人たちで、取り組みが意欲的です。今後も果敢に挑戦して下さい。
安養寺先駆的に魚道に取り組んできた安養寺の代表者

 「野寺八丁道の会」は姉川沿いの魚の豊富な地域です。耕作面積17㌶と狭いながら、重要な地域なので生きもの生息環境向上施設への取り組みを検討して下さい。
野寺今後の取り組みが期待される野寺

長浜市旧びわ町の説明会

 琵琶湖縁が工場や住宅の進出を受けて、歯抜けの様に農地が削られた地域で活動する『「みずべの里」ほそえ環境保全の会』代表堀田さんは、30戸余りの農家のまとめ役に尽力しています。5年間取り組んできたベテランです。
 大雨になると魚が大挙して上がってきて、田へ自然と入ってきたものだと懐かしがります。一度は魚道を検討したが、実施までには至っていません。この高度な農地・水の保全対策(向上活動)を利用して取り組まれたら如何でしょうか。活動に熱心な人が多いので、是非とも実施の方向でお願いします。
 排水の出口に当たる所なので、水質の浄化にも気を配っています。琵琶湖の水質向上は一人一人の心がけでできるのですね。

 姉川の河口でぶどう栽培が盛んな「南浜集落保全委員会」は果樹園(6㌶)と稲作(23㌶)の両方に対して活動しています。
 揚水口にゴミの堆積と藻類の繁殖が多く、魚の遡上を妨げているのではないかと考えられています。まるごと活動の協定外であることもあり、土地改良との協議が必要と思われます。魚は普通に見られた光景であるので、何かと保護に取り組みたいと考えていました。今回の高度な農地・水の保全対策(向上活動)の説明を聞いて、触発され、魚道を検討する運びとなりました。

南浜 南浜の代表中川さん

 南浜の上流域の川道地区は97㌶、200軒を有する大きな集落です。「川道町水と緑を守る会」代表押谷さんは非農家も含めた交流会を開催して、大きな集落をまとめています。まるごと保全活動の意義も置き去りにすることなく、住民の意識向上を図っています。40軒の農家の担い手はいるようで、うまく世代交代が進んでいます。役員の方々の先導する地道な活動が実を結んだのです。
 生きものの生息環境の設置では、身近に魚がいるので、今さら、魚道を設置して育成するまでもないと考えています。しかし、自然界での絶対数を増やすことでは、魚道は有効な取り組みですので、再考をお願いししたいものです。水辺環境が豊富なので、ホタルの生息状況を観察して交流会のイベントの出し物にしています。農業用水を防火用水に利用して地域に貢献しています。
 特筆すべきは琵琶湖に近いこともあって、鶴が100羽飛来する光景を目の当たりにすることができることです。冬期湛水に有効な土地ですので、冬期の通水方法を検討して頂けたら良いかと存じます。鶴飛来の光景を写真に納めたいと人の訪問があれば、地域の活性にもつながるでしょう。

川道 川道町は広さで圧倒します。役員のお二方

 「落合町まるごと保全会」代表落合さんは活動熱心で、グリーンベルトの取り組みを組織内で検討します。
 景観形成で植えているコスモスの農地を貸し主の希望で返還するので、コスモスを取り止める事になりました。向上活動には景観形成はありませんが、畦畔の法面に土壌流出防止の目的で草花を植えることができます。

 集落には年寄りばかりと嘆く「稲葉町環境保全グループ」の代表大橋さんは役員は初めてで、向上の取組内容まで手が回らない状況です。向上活動の取り組み項目はすべて共同活動の項目にあります。
 このブログのカテゴリ「向上活動への取り組み」の第三回、第四回(11月28日付け)の記事を参考にして下さい。
 共同活動の基礎活動を全うして頂き、軌道に乗ってから生きものの育成・保護に取り組んで下さい。

稲葉 稲葉町の代表の大橋さん

長浜市旧木之本町の説明会

 湖北の名峰、横山岳の登山口がある杉野地区の活動組織「みどり豊かな清流の郷杉野」の代表二之宮さんは、ホタルの保護に力を入れています。ホタルのために草刈り時期を一月ずらすことにより多くのホタルが出現しました。(ホタルには日陰が絶対に必要) 毎夏の地域挙げてのホタル鑑賞会は盛大です。昔を知るお年寄りは幽玄さを懐かしみ、初めて黄色い光に魅せられた子供たちは仄かな光の優美さに歓声を上げています。
 自然そのままの地でもあり、豊富な山水が常に流れる川に、深みを設置して、山間でも優しく生きものを育むことを証明してほしい。
杉野  ホタル保護に取り組む杉野の代表

 余呉湖の手前、黒田地区の「生きもの豊かな里づくり黒田」代表東野さんは、農業の担い手がいないと嘆きます。以前に造成したビオトープはカモシカが水際を崩し、その復旧に総出で泥上げ、丸太で周りを補強しています。二段積みの魚巣ブロックの一段目が泥に埋まり、年寄りでは作業できないのでユンボで泥上げしたら費用が掛かった。まるごとの支援金で維持費が出費できれば良いのにと要望を上げていました。高齢者が多い中、維持に多大の犠牲を強いられています。高齢者が多い地域では基本活動の水路の泥上げ、草刈りで精一杯という地区が多いのではないでしょうか。ずっと持続していくことが必要ですので、無理のない範囲で農業環境を守っていくことも大切と認識した次第です。
黒田高齢者のパワーを結集する黒田の代表

 余呉川に接する「ふるさと大音の環境を守る会」代表の清水さんは若い。ニゴロブナの放流を通じて子供たちに田の重要性を説きます。通年、山水が流れる川があり、魚が豊富にいる余呉川から遡上することも考えられるので、深みを設置して生きものの生息環境を向上させることができます。
大音大音の代表は取り組み意欲万全

 琵琶湖とは山一つ隔てて広がる「赤尾和郷豊穣の里」代表川合さんは過去に植えたハナミズキの維持管理をしています。景観形成に強みを発揮するのでグリーンベルトの取り組みに意欲を見せます。ここの地区もホタルへの取り組みが盛んで、鑑賞会を実施しています。

 大音から更に下る地域に西山地区があります。「西山里守の会」代表の高橋さんは若いが、代替わりができていない。若い二世は農業に興味が示せないのか、耕作を委託する人が増えてきました。ホタル観察会を開催するが、年配者、子供、父兄の三世帯が交流する事が大事です。基本の活動でも若い人が出向ける状況を整えることはできないでしょうか。年配者と若人との話ができる場を作ること、年の功を活用する場を作ること、若い人の農業に対する不安を払拭したいものです。
西山

長浜市旧浅井地区の説明会

 浅井地区は戦国時代を駆け足で駆け抜けた浅井長政が領地とした所で、湖岸から北東に6㎞入った山の縁に存在します。
  「八島まるごと保全隊」の代表響場さんは精力的に組織をまとめ、後進を指導しています。次の役員への引継ぎと活動の容易さを考えて、資料作成や記録のとり方、水路の補修等の方法や手順をマニュアル化することにも取り組んでいます。
 老人会とは協力を得るため常に連絡を密にしています。その協力を得て実施した生きもの観察会では、大手メーカの協力もと大好評で終わりました。資料の作成も環境調査会社の援助の得て作成できました。かなり立派な報告書になりました。
 地区内には二本の川が流れていて、水量豊富、水がきれい、魚も数多く生息しています。加えて珍しい水草が生えています(名前は失念したとか)。観察会の結果、ドンコ、ドジョウ、鮎、ザリガニの生息が確認され、過年度ではカワムツ、アブラハヤ、ビワマス、トウヨシノボリが確認されています。今後も子供たちの生きた自然の勉強と大人との付き合いの場として続けていただきたい。
 農業への意欲的な取り組みは、遊休地が発生した場合は営農組合内で吸収して、耕作を次々と引き継いでいくほど熱心な人が多いことに現れている。役員の皆さんは、説明後、魚道、グリーンベルト、深みなどの生息環境向上施設等の候補地を探しに調査しましょうと言って帰られました。
八島精力的な八島の人たち

  「三田町まるごと保全活動組織」が活躍する三田町は姉川の決戦で有名な姉川古戦場のそばにあります。草野川と姉川に阻まれた昔から水環境の豊富な土地と推察しました。地区内を流れる川には常時水が流れています。代表の北川さんはまるごと保全の中でも生きものを育む取り組みに意欲充分な方で、良く川の状態を観察しています。最近魚の数が増えてきたこと、ホタルが出てきたこと。それを生かすべくホタルの鑑賞会を開催しています。同時にチョウの生態観察を学校の先生の支援を得て実施、住民と交流を図っています。
 住民の環境に対する意識向上では、今まで農家の人たちだけで水路の泥上げしていたのが、非農家の人も参加するようになったことです。これは、まるごと保全の活動では大きな成果です。

 長浜市内保町は滋賀県第二の高峰、金糞岳から源を発する草野川沿いに農地が広がっています。地域内に常時、水の流れる川があり、水辺環境は良好です。 「内保まるごと保全隊」はニゴロブナ10万匹を田に放流、魚の保護・育成を図っています。イベントに参加する子供たちには琵琶湖の魚と田との関係と役割を学習する機会を提供しています。田への関心を持って貰い、農業への理解を深めています。しかし、魚の生息状況が不明という事で、一度、水生動物の調査をお勧めします。
 子供たちとの連携では、子供会にも労働を提供して貰い、プランター内に草花を育種し、それを水路に並べ、通行する人にきれいな景観を見せています。組織の代表西橋さんは広報誌「う・ち・ほ」を発行して、活動内容を通して、環境の意識向上に努めています。
内保子供たちとの連携が上手い内保の人たち

 姉川沿いに農地を有する相撲庭は毎年、先生を呼んで生きもの観察会を実施しています。活動組織「相撲庭農地・水環境を守る会」の代表宮川さんは、常に子供たちにとって自然に触れる機会を設けています。最近は魚が少なくなってきたようで、これからも水生動物の生息状況を把握する必要があるようです。子供農園を設け、もち米を栽培して、農業への啓蒙を図っています。収穫祭では田からの恵みの勉強会を兼ね、年配者たちと交流できました。他にコスモスを田に植栽、景観を良くしています。今、取り組みに上げられている活動ではホタルの保護を考えています。水がきれいな地域です、育成の手助けにとどめ、自然に発生するのを待つぐらいに、気長に取り組んで下さい。
相撲庭役員交代で勉強中と言われる相撲庭の人たち

 「佐野古里保全活動組織」は姉川と、山側からの水が流出する水系の二本の小さな流れが地域内を潤します。この豊かな水辺の生きものの観察会を実施して生態の把握をしています。植栽にも余念が無く、農道に植えたサルスベリの維持管理に努めています。今後、グリーンベルトにも取り組む予定です。(現在、向上活動の施設の長寿命化を実施中)
佐野水辺の魚保護に期待が集まる佐野の人たち






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