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先進の農村まるごと保全対策事例を視察しました

 今日は5年に渡って農村まるごと保全対策を実践されている甲良町尼子の”世代をつなぐ尼子協議会”を訪れました。同行されたのは、まるごと保全対策を実行中の近江八幡市下豊浦地区の人たちと、魚のゆりかご水田プロジェクトを実行中の東近江市伊庭地区の皆さんです。
 視察の観点は3点有ります。
 1.竹炭による川の水質浄化の取り組み
 2.防草シート敷設と草花の植栽による土壌流出防止
 3.生き物の生息環境確保のためのビオトープ設置
 まず、最初に尼子協議会の代表から活動内容をプロジェクターを使って、ご説明頂き、その後現地を見学させて頂きました。
 竹炭による水質浄化竹炭浄化1  
 写真にあるカゴはここ何年ものいろいろと試行錯誤されて、丈夫で長持ちのカゴにたどり着かれました。最初はカゴを自分たちで竹を編んで製作されましたが、六ヶ月でぼろぼろになり、次に金属で作ったが3年で錆びついて駄目になりました。現在のカゴはステンレス製の網と樹脂でできていて、長持ちします。グループの方々の地道な努力のたまものです。竹炭は2年で交換の必要があります。効果として、やはり水質はきれいになっていて小魚が泳ぎまくっていました。現在は大小のカゴが15箇所に設置されています。
 更に、ここ尼子地区は花々があちこちに植栽されていて、安らぎの景観を形成しています。竹炭を沈めている”里川”の豊富な水の流れと、水辺を彩る花が生活の質を高めています。協議会の代表の方は以前から花を植えるのにも力を入れてこられました。
尼子草花水辺に咲くかきつばた(右側)が印象的でした

 次に防草シートを敷設した川の法面へ移動します。
防草シート1防草シート2
花の中心部が薄い紫がかっているため全体に見渡しても薄紫色の様相を呈します。圧巻!!

 防草シートを敷設した後に”ヒメイワダレソウ”が咲いている様子です。緑の回廊計画と銘打ち初年度で1,300㍍を植えられ、その後も毎年拡大されています。ただただ頭が下がる思いです。今までの川のキツイ除草作業から解放され、細かな花の景観に加えて、ホタルの乱舞まで観られようになったということで良いことずくめです。土にしっかり根が張るので法面から土が滑り落ちることはないですね。

 最後にビオトープの場所へ移動しましょう。
ビオトープ1ビオトープ2
 メダカの学校がありました。稚魚が蓮の葉の間を元気よく泳いでいました。トンボも飛んでいましたので、多分ヤゴも生息していると思われます。水質はきれいでした。尼子協議会の人たちが頻繁に清掃されているのでしょう。ここにもカキツバタが植わっていました。ホタルの生息の場もあって、自然発生を待っているのでカワニナを人が増殖するということはしていないということです。ビオトープ用の田は個人の所有です。気持ちよく提供される人がおられるのでこの事業も成り立つのですね。観察会を開き、小学生にメダカを持って帰って貰い飼育しているということです。
 最後になりましたが、尼子協議会の皆様、尼子の各団体の皆様の日頃の活動に感謝致します。今日は尼子地区の絆を感じとる貴重お時間を頂きました。ありがとうございました。
 下豊浦地区の皆様、伊庭の皆様、ありがとうございました。
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[ 2012/06/28 17:07 ] 調査の様子 | TB(0) | CM(0)

「豊かな生きものを育む滋賀の農村PR大作戦 」が始まりました。

 滋賀県では、これまで琵琶湖から魚が遡上できる魚道により、田んぼを昔ながらの「魚のゆりかご」として再生する「魚のゆりかご水田プロジェクト」を進めていますが、現在では、これをさらに中流域にまで拡大していこうと「豊かな生きものを育む水田づくり」を進めているところです。
こうした取り組みは、生態系の再生や地域環境の向上だけにとどまらず、子どもから高齢者まで世代をつなぐ交流が深まり、新たな都市住民との交流が生まれるなど、農村の活性化につながる効果が期待できます。
そのため、「豊かな生きものを育む滋賀の農村PR大作戦」は、県内農家への周知を図り、「世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策」に取り組む活動組織に対して、直接的な働きかけを行い、取り組み拡大を図るとともに、他方、企業や大学、その他研究機関などとの連携を図り、市場や販路拡大に向けて、滋賀の農村の魅力をアピールしていきます。
説明や資料提供等をさせていただきますので、取り組みを希望される活動団体はご連絡をお願いします。
「魚のゆりかご水田」とは
「魚のゆりかご水田」は、排水路に魚道を設け、田んぼや排水路を魚が行き来できるようにし、かつての命溢れる田園環境を取り戻し、生きものと人が共生できる農業・農村の創造を目指しています。
人や生きものが安心して暮らせる田んぼの環境を取り戻すプロジェクトです。

魚のゆりかご水田で扱う魚道とは
水路魚道1水路魚道2水路魚道

◆魚道とは?
琵琶湖や河川から田んぼに、魚類が産卵のために遡上できるよう農業用排水路に地場産の間伐材等を用いて設ける階段状の堰等の施設のことです。
近年、ほ場整備により、田んぼと排水路の落差が大きくなり魚類の移動が難しくなりました。魚類の産卵場所としての田んぼの価値を取り戻すために、この魚道(魚のとおり道)を整備しようというものです。
◆どんな魚を対象としているの?
フナやコイ、ナマズなどの在来魚としています。
◆取り組む時期は?
これらは4月から7月にかけて遡上し、田んぼで産卵、ふ化します。そして稚魚は田んぼや排水路で一定の期間成育します。
◆魚道のしくみは?
魚道の構造は、魚種の遡上能力を考慮して、約10cmずつ階段状に堰上げるようにしています。
堰上げの期間は米作りでいう「代かきから中干しまで」で、それ以外の期間は堰板をすべて取りのぞき、通常の排水路として利用します。

[ 2012/06/27 13:21 ] 向上活動への取り組み | TB(0) | CM(0)

ブログ再開します

 長らく休止状態でしたが再開します。
平成24年度から新たな”世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策”の活動が始まりました。
これに伴い、このブログの主体である”魚のゆりかご水田”に関する活動を強力にご報告して参ります。
[ 2012/06/26 13:51 ] あいさつ | TB(0) | CM(0)






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