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野洲市野田水郷ネットの取り組み

 かっての中主町の野田地区(現野洲市)は琵琶湖にほど近く、地域内を家棟川が貫き、魚はごく見慣れた状態で遡上しています。組織名が示すように在所内を水郷が流れていました。今はそれが埋め立てられ、農地や道路に変わりました。耕作面策が150㌶を有し、戸数200戸の大きな集落です。野田水郷ネットの代表河瀬さんは、大規模な耕作面積ゆえに地域内をまとめるのに大変な苦労をしています。
 野田地区は魚道に意欲的に取り組んでいる須原地区の隣で、2011年に水路堰上げ式の魚道を実施、魚の遡上を確認した経験があります。畦畔の法面が崩落したので、1年で取り止め、今後の対応を模索している状況です。試しに、一筆型の水田魚道に取り組んでいただきたい。一枚ずつの田んぼに設置する作業がちまちまとした様に写っていますが、湖辺域の宿命として魚の保護を優先課題としてほしいものです。
 3~4町の大農家が四,五軒あって、魚道や水路の草刈り等の活動に必ず同意を得る様に話し合いしているが、付き合い上、渋々、同意している場合が多いので、次の活動の話がしづらい面があります。従って、調整に時間が掛かっています。
 農業の担い手は比較的継承されていて、耕作放棄地は営農組合が結成していないため、活動組織が引き取り草刈りを実施しています。高齢者の耕作者は頻繁な草刈り作業が困難なため、安易に除草剤に頼り勝ちになり、土の流出が発生しています。グリーンベルトに取り組むべき課題が浮かび上がってきました。
 魚が豊富に生息している地域なので、子供たちを主に魚釣り大会を実施して、水生生物の観察会と外来魚の駆除をしています。「カブトエビ」の生息地で近年の農薬の減少(環境こだわり農業の成果)で個体数が増えてきていることもあり、更なる生きものに配慮した取り組みが求められます。他に、地域内の缶拾いや草刈りの清掃活動と広報に力を入れています。他の団体も協力して、地域住民一丸となって取り組んでいます。
 自治会館内にホタルの保護の目的で飼育用の水槽が置いています。ホタルの復活を意図しての飼育ですが、願わくば水路での自然状態で自然発生的な保護育成を試みていただきたい。いつぞやは、ホタルの乱舞が見られ、夏の思いで深い一コマが再現できますね。
役員の皆さん役員の皆さん
ホタルの飼育 観察の掲示
        ホタルの飼育水槽                    ホタル観察の掲示
 水交換やカワニナの補充など手間が掛かります。カワニナは近くの川に豊富に生息してとのことです。
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野洲市比留田の取り組み

 野洲市比留田は琵琶湖からそう遠くない、日野川と中小河川が貫く水の豊富な土地です。豊かな農地が大規模に展開していて、機械を扱うには楽に作業できそうです。地域内に建築家黒川紀章氏設計の劇場さざなみホールを擁しています。おしゃれですね。
 農村まるごと保全向上対策を実行中の「比留田ふるさとを守る会」を訪問しました。守る会の会長鎌田さんは今、回りに生息している魚貝を今後も保護、増やしていきたいと考えておられます。(ウナギ、コイ、フナ、シジミ、天(アメ)の魚(ビワマス))
 シジミは田んぼからの濁水を防止することで、減少を食い止めることができるでしょう。魚は魚道を設置してゆりかご水田を実践されれば、幼魚の生存率を高めることができます。会長は魚道の設置に意欲的でありますので、是非とも魚のためにも計画に組み込んで下さい。
 冬期湛水を実践されている人がいて、これを広めてみたい、と期待を膨らませておられます。琵琶湖に飛来する渡り鳥が安息の場として、餌をついばみにやってくるでしょう。
会長の鎌田さん会長の鎌田さん
魚道候補地魚道の候補地を測量、一筆の田が広いです

野洲市入町の取り組み

 野洲市入町は南の丘陵地帯がなだらかに落ちてきた所から、JRの線路までの日野川の支流沿いに開けた農地です。真ん中に新幹線が通っています。
 今回お会いしましたのは、「入町蛍の里を育む会」代表の井狩氏と役員の方です。
 1.農業用水はため池からパイプラインを伝って引水しています。琵琶湖を遡上する魚は望めませんが、従来の生息する魚(ドジョウ、期待値のナマズ等)、やカエルや水生昆虫等の生きものを保護することはできます。
 2.用水の要、ため池はいずれ浚渫が必要なこと
 3.水路が30年以上経過しているが、JRとの兼ね合いで長寿命化の実行が調整面で前に進みにくいこと
 等、障壁はありますが、今後10年、20年先を見越した取り組みの計画をして下さい。次の世代が農用施設に手を入れる段になって、莫大な費用が掛かったのでは、わたし達は申し訳が立ちません。
 入町周辺はJR駅に近いこともあり、開発業者により瞬く間に住宅開発される危惧があります。次の世代に旨く、負担なくつないでいかないと、この危惧は現実となります。
 「世代をつなぐ農村まるごと保全向上対策」の支援金を活用して、生きものと共に安心して暮らせる環境を作れるような大計を立てて頂きたいと思います。
入町 熱心に検討される役員の方々






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